ラカシスレメディ完全ガイド｜性格・症状別の効果から好転反応までプロのホメオパスが解説

この記事では、ラカシスとはどんなレメディなのか、その効果や特徴的な性格、そして使用する上で絶対に知っておくべき「好転反応」について、プロの視点から徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、あなたがラカシスに惹かれる理由と、その力を安全に、そして最大限に引き出す方法がわかります。

ホメオパシーレメディーラカシス・ラチェシス・ラケシス（Lach)の源物質

ラカシスは、ラカシス・ラチェシス・ラケシスとも呼び、ホメオパシーの世界で非常に重要視されているレメディで、その原料は、南米に生息するブッシュマスターという毒蛇の「毒」。

「毒」と聞くと少し怖いかもしれませんが、ホメオパシーでは、「毒」のレメディーは生態に特に深く、パワフルに作用します。

作用が強いため、その力を安全に正しく扱うには、専門家であるホメオパスの深い知識と経験が不可欠です。

ラカシスの中心となるイメージと特徴、おしゃべり

ラカシスは数あるレメディーの中でも作用が強く、まるで吹き出すやかんに無理やり蓋をしているイメージ。溢れ出る情熱のやり場がない、そんなイメージです。

その情熱は話し方にも特徴として出ます、ラカシスが該当する方はとてもおしゃべりです。

あっちへこっちへと、たくさん話題も変わり、一度話し始めると自分のことばかりマシンガンのように喋ってしまいます。

ラカシスが必要な人の性格は嫉妬深さ

ラカシスはとてもエネルギッシュで情熱的なので、そのエネルギーが、内側に溜まってうまく表現できない時に、「嫉妬深さ」として表現されます。

パートナーの行動を常に疑ってしまったり、友人の成功を素直に喜べなかったり。

これらはすべて、内に秘めた生命エネルギーが「外に出たい」「もっと表現したい」と叫んでいるサインなのです。

もし、これらの性格に強く心当たりがあるなら、ラカシスはあなたのためのレメディかもしれません。

ラカシスが必要な人の症状の特徴

ラカシスは、更年期や婦人科系の不調に悩む多くの女性に適合します。

例えば、急にカーッと熱くなるホットフラッシュや、生理不順や重い生理痛といった症状です。

また、ラカシスの症状には「左側から始まる」という面白い特徴もあり、左の喉の痛みや、左の卵巣の問題などです。

これらの身体的なサインは、あなたのエネルギーが滞っている場所を示しています。

ラカシスは、その滞りを解消する手助けをしてくれるのです。

「私のこの症状、本当にラカシスが合うのかな？」

そう感じたなら、自己判断は禁物です。まずはプロの目で、あなたの全体像を見てもらうことが重要ですよ。

ラカシスに期待できる「効果」の全体像

では、あなたに合ったラカシスを正しく摂ることができたなら、一体どんな「効果」が期待できるのでしょうか。

この章では、ラカシスがもたらす素晴らしい変化について解説します。

効果1：止まらない「おしゃべり」の変化

「おしゃべり」は、ラカシスによって変化が期待できる悩みの代表例です。

あなたの周りに、自分の話ばかりしてしまう、人の噂話が大好きという人はいませんか？

これは、あなたの表現したいエネルギーが、一方通行になっているサインです。

逆にラカシスを摂った結果、一方的に話すのではなく、相手の話を深く聞けるようになります。

また、話す内容も、不満や噂話から、より創造的でポジティブなものへと変化していくでしょう。

コミュニケーションの質が変わることで、あなたの人間関係は劇的に改善されるはずです。

効果2：嫉妬からの解放

ラカシスの劇的な効果の一つは、あなたを苦しめる「嫉妬」からの解放です。

パートナーへの疑いや、他人への羨望といった感情は、とてもつらいものですよね。

ラカシスを摂ることによって、抑え込むことができなかった「嫉妬」の感情が緩和され、その感情の根本にあるエネルギーの滞りを解消してくれます。

その結果、他人は他人、自分は自分と、健全な境界線を引けるようになります。

実際に私のクライアント様でも、ラカシスを摂ったことで、自分にあわない仕事を無理してやりながら、自分よりうまくいっている友達に嫉妬していました。

彼女はラケシスを摂ってから他人が気にならなくなり、自分のやりたいことをみつけたのです。

嫉妬という名の檻から、あなた自身を解放してあげましょう。

効果3：抑圧されたセクシャリティーの開放

ラケシスであまり知られていないパワフルな効果の一つに、セクシャリティーの抑圧があります。

ラケシスのレメディーイメージは、沸騰したやかんに無理やり蓋をしているような、巨大なエネルギーを抑圧して、不具合・症状が出ている状態。

ラケシスのレメディーは、身体ではホルモン系に作用するので、ホルモンに関係している感情のセクシャリティーにも作用します。

セクシャリティーの抑圧とは、恋愛や男女の関係に興味がない、ずっと経験がない、本当は性的なエネルギーを開放したいがそれができない、といった症状にパワフルに作用します。

効果4：身体症状の緩和とバランス調整

もちろん、身体症状にも素晴らしい効果が期待でき、特に、更年期障害や婦人科系の不調に悩む多くの女性を助けます。

のぼせやホットフラッシュ、生理不順、PMS（月経前症候群）など。

これらの症状は、ホルモンバランスの乱れだけでなく、感情の抑圧とも深く関係しています。

ラカシスは、その両方に働きかけます。

感情の滞りを解放し、身体のエネルギーバランスを整え、その結果、つらい身体症状が根本から緩和されていくのです。

薬で症状にフタをするのとは全く違う、本質的な改善がここにあります。

これらの効果を「安全に」そして「確実に」得るにはどうすればいいか、気になりますよね。

その答えは、あなたの状態を深く理解し、的確なレメディを選べるプロの技術にあります。

ラカシスを摂る前に知るべき「好転反応」に関するよくある質問（Q&A）

ここまでラカシスの素晴らしい効果についてお話ししました。

しかし、そのパワフルさゆえに、知っておかなければならない「リスク」もあります。

それが「好転反応」やレメディーの「反応」です。

これらは、レメディが効いている証拠でもある、とても重要なプロセス。

この章では、ラカシスを摂る上で避けては通れない、反応の真実について解説します。

Q.好転反応とは？

ホメオパシーにおける好転反応とは、一言でいえば「改善する前に一時的に悪化すること」です。

レメディによって自然治癒力にスイッチが入るときに、体内に溜め込んでいた古い症状や感情を、外に排出しようとします。

その過程で、一時的に症状が悪化したように見えるのです。

これは、部屋を大掃除する時に、一時的にホコリが舞うのと同じです。

根本的にキレイになるために、避けては通れないプロセスなのです。

ただし、必ずしも好転反応がおこるわけでもないし、好転反応に見えてただの「反応」の場合も多々あります。

ホメオパシーの好転反応はとても複雑ですので、より詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

Q.ラカシス特有の好転反応はある？

A.ラカシスには特徴的な好転反応がありますが、好転反応と単なるレメディーの反応はそれほどはっきりとわかれているわけではありません。

例えば、ラカシスのテーマである「嫉妬」や「おしゃべり」が、一時的に激しくなる場合はあるでしょう。

抑え込んでいたパートナーへの疑いが、感情の爆発として現れたり。

言いたいことが堰を切ったように溢れ出し、誰にも止められないほど喋り続けてしまったりすることはおこりえます。

Q.ラカシスを摂ったら必ず更年期障害が悪化するの？

ラケシスを摂った後、改善する前に婦人科系の症状が一時的に悪化することもあります。

ただし、すでに症状がとても重い場合、一番問題になっている症状は悪化せずに改善し、他のラケシスの症状、例えば嫉妬などが悪化して更年期障害は悪化なしに改善する場合もあります。

また、例えば高血圧とホットフラッシュがあった場合は、高血圧は悪化せずにケアでき、ホットフラッシュが悪化してから改善する場合もあります。

Q.ラカシスが適合する人は必ず嫉妬深いの？

これはホメオパシー学校などで会話になるホメオパシーに関するカンチガイナンバーワンです。

ラカシスを摂って効果がある人、つまりラカシスが適合する人が必ずしも嫉妬深いわけでもおしゃべりなわけでもありません。

ラカシスは高血圧にも作用するし、頭痛にも作用しますし、婦人科の不調にも作用しますし、才能が発揮しきれていない人にも作用します。

つまりラカシスの作用はさまざまで、一般に知られていないものもあるし、ラカシスが身体症状の一部に適合するため、メンタル面はあまりラカシスに適合しなくてもこのレメディーを使う場合もあります。

ですので、ラカシスを使う人は必ず嫉妬深いわけではありません。

【体験談】ラカシスを取って「セクシャリティーの抑圧」からの開放

私がホメオパスになる前に、手術後の体調がボロボロな状態でラカシスを摂った時の、リアルな体験談をお話しさせてください。

当時の私は、子宮筋腫の各摘出手術を行って身体はボロボロの状態でした。

下半身は腰から下が氷のように冷え、体温が低く、ひどい貧血が薬を摂っても改善せず、気持ちはいつもどんよりとしていました。

さらに、子供の頃の虐待のトラウマもあり、とにかく男性が苦手でした。

男性と交際したくてもどうしても「男性が気持ち悪い」「性的なことは悪いこと」と「罪の意識」を感じる状態でした。

初セッションでは、ひたすら一方的にしゃべってしゃべってしゃべりまくってラカシスをおすすめされました。

ラケシスを摂った後、私に起こったのは、まさに「ミラクル」でした。

レメディーを摂った数日後、強い耳鳴りとともに、身体が端からビリビリとしびれ、股関節のあたりに達したとき、ビリビリと第二チャクラが活性化されたのが自分でもわかったのです。

この不思議な体験以降、ガラッと世界が違って見えるようになりました。

あれだけ嫌で気持ち悪かった男性が嫌でも不潔でもなくなり、自然に恋愛してもいいという気持ちになったのです。

2回目のホメオパシーセッション会場から出た瞬間に、外人に「デートしてください」といきなりナンパされたのもなにか不思議な体験でした。

しかもこれだけではなく、何故かこのラケシスを摂った後は、出かける先ごとにナンパされたり、異性から「付き合って」と言われるとか、悪い話では「不倫しませんか？」とか、言われることがドッと増えたのです。

それだけ人は「防御」のエネルギーを着た鎧のような状態だと、異性から声をかけられることもなければ、お付き合いのチャンスにも恵まれない、ということですよね？

それだけ私のエネルギーはすっかり変わっていたのでしょう。

あなたも恋愛できないとか、なにか恋愛がうまくいかないとき、本当の原因はあなたのエネルギーの滞りにあるかもしれません。

私が恋愛で悩んできたより詳しいプロフィールについては、こちらでお話ししています。

ラカシスの効果を最大限に引き出すために

ラカシスが適合する人は、もともとエネルギーが高いので、正しく使えば、人生を変えるほどの力を持つレメディです。

事実私もラケシスを摂った後、沸騰するようなエネルギーは仕事でバランスをとれるようになり、たくさんの成功を収めました。

では、その効果を安全に、そして最大限に引き出すためには、どうすれば良いのでしょうか。

答えは、とてもシンプルです。

自己判断で決して使わず、必ずプロのホメオパスに相談すること。

ラカシスのようなパワフルなレメディを、本やネットの知識だけで扱うのは、嵐の海に、コンパスも持たずに一人で船を出すようなものです。

経験豊富なホメオパスは、あなたの状態を正確に判断します。

そして、適切なレメディとポテンシー（強さ）を選び、好転反応という嵐を安全に乗りこなすための、信頼できる水先案内人となってくれます。

自己流でのレメディ使用の危険性については、こちらの記事で詳しく解説していますので、必ずお読みください。

ラカシスで本当の自分を取り戻そう

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

ラカシスは、嫉妬や疑り深さ、止まらないおしゃべり、更年期の不調といった、多くの女性が「自分の性格だから仕方ない」と諦めている悩みに、光を当ててくれるレメディです。

その好転反応は、時に激しい嵐のように感じられるかもしれません。

しかし、その嵐の先には、抑圧から解放された、軽やかで、本当に自由なあなたが待っています。

もう、コントロールできない感情に振り回される日々は、終わりにしませんか？

ラカシスの力を正しく借りて、あなたが本来持っている輝きを取り戻す旅を、ぜひ始めてみてください。

その最初の一歩として、まずはプロに相談することから。あなたの勇気を、心から応援しています。