- 子供が「可愛くない」のはあなたに愛がないからではなかった
- 家族への「無関心」は、あなたの性格が冷たいからではなかった
- なぜ「完璧な妻・母」を目指すほど、愛する人が疎ましくなるのか?
- 「休養」よりも「激しいダンス」で元気になる?シイピア特有の法則
- 「酸っぱいもの」や「刺激物」を無性に欲するのは、体が〇〇を求めている証拠
- 内臓が「底から抜け落ちる」感覚は、心のSOSかも?
クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子です。
この記事では、更年期や産後によい、感情が枯渇してしまった方のためのレメディ「シイピア(Sepiaセピア)」について紹介していきます。
あわせて、シイピア(セピア)体質を見分ける意外な特徴や、心の変化のプロセスについても解説していきます。
「愛する家族なのに、優しくできない」と自分を責めている方は、ホメオパシーでケアできるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでください。
先に結論をお伝えすると、あなたが感じている「冷たさ」は性格の問題ではなく、単なるエネルギー切れのサインです。
セピアは、再び情熱を取り戻すための心強い味方となります。
シイピア(セピア/Sepia)とは?イカ墨を原料にしたレメディー

シイピア(Sepia)は、コウイカの墨(イカ墨)を原料として作られた、ホメオパシーを代表するレメディの一つです。
日本人女性には適合する方が多く、産後や更年期など体調や感情が変わる時期によく適合するレメディーです。
イカが敵から身を守るために墨を吐いて姿をくらますように、「逃げたい」「一人になりたい」「人とつながりたくない」と自分の本心を隠してしまった人の状態と深く共鳴します。
セピアは、愛するエネルギーを感じられない女性のためのアイテムです。
レメディシイピア(セピア)の特徴を理解するキーワードは「停滞」

シイピアというレメディーのキーワードは停滞です、身体も心も停滞して「動いていない」「活性化していない」これがセピアを理解するキーワードとなります。
身体の「停滞」は、身体全体が活動していないエンジン切れのような状態になります。
循環が悪いので、寒がりだったり、寝起きがすっきりせず、朝身体がなかなか活動モードに切り替わりません。
心にも「停滞」が現れます、愛情や関係を感じられない、心が活性化していない状態になり、愛しているはずの子供や夫にすら、関心を失ってしまいます。
しかし、これはあなたの性格が悪いのではなく、単なるエネルギー切れにすぎないのです。
もしかしたら、あなたも「私のことだ!」と感じたかもしれません。
しかし、どのレメディがあなたに合うかはプロでないと見極めるのは困難です。
まずはあなたの状態を客観的に知ることから始めませんか?
>>あなたにシイピアが必要か?プロの視点で診断するならこちら
あなたはシイピアが必要?セピア体質の解説
シイピア(セピア)が必要な人には以下のような特徴があります。
- 特徴1:寒がり
- 特徴2:運動やダンスでのリフレッシュ
- 特徴3:酸味への強い欲求
1つずつ解説していきます。
特徴1:寒がりのシイピア

セピア体質の方は非常に寒がりです、身体が停滞していて循環が活性化していないこととつなげて考えると理解しやすいでしょう。
この循環の悪さが、目覚めのわるさや朝テンションが上がらない感じとつながってきます。
特徴2:運動やダンスでのリフレッシュ

シイピア体質の方は停滞しているので、身体を動かすことで全体が整いリフレッシュされます。
なぜなら、運動によって、滞っていたエネルギーが動き出すからです。
朝起きてだるいけれど、自転車にのって駅まで走ると元気になるなら、あなたにはセピアが必要かもです。
通常体調が優れないときは、休む方が身体に良いだろうと思いがちですが、セピア体質の人はむしろ動き回ることで元気になるのが、他のレメディとは決定的に違う点です。
普段は倦怠感で家事をするのも億劫なのに、ジムで激しいダンスやテニス、ジョギングをしている時だけは、嘘のように元気になるならあなたはセピアで活力ある毎日を取り戻せるかもです。
特徴3:酸味や刺激物への強い欲求
シイピア適合の状態にあると、酸味を欲するようになります。
これは、停滞して動きの鈍くなった内側のリズムを、刺激によって動かそうとする身体の本能的な反応です。
妊娠中でもないのに酸っぱい果物を異常に食べたり、酸っぱいものがほしくなったら、身体が「エネルギーの流れ」を求めている証拠かもしれません。
ただし、これらの特徴が当てはまるからといって、自己判断でレメディをとるのは非常に危険です。
特にシイピアは、間違った使い方をすると状態を複雑化させる可能性さえあります。

【身体的効果】レメディセピア(Sepia)を取り入れたい場面7選

シイピアは精神面だけでなく、女性特有の身体トラブルに対してもアプローチします。
- めぐりの悩みや頭痛、寒さが苦手な方
- 更年期特有の悩みケア
- 顔にできるサドル状の肝斑
- 不妊・産後の体力低下
- 生理など女性特有の悩みにSepia
- 下腹部の重たい違和感
- 胸が小さい女性らしくない
めぐりの悩みや頭痛、寒さが苦手な方
セピアは 静脈瘤、循環の疾患の悩み、手足の冷え、血液が停滞しているような感覚に適合し、「流れ」をサポートします。
頭痛の悩みにも適合します。
ただし、頭痛にレメディーを使う場合はセルフケアは避けてください、頭痛とセピアの関係は、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
身体の巡りを良くすることで、一時的な対処ではなく、本来の健康的な毎日へと導いてくれるのです。
更年期特有の悩みケア
シイピアは、急な熱っぽさや、うつうつした気分とだるさといった、更年期特有の悩みケアも目指します。
急にカーッと熱くなるホットフラッシュや発汗、イライラ、そして何とも言えない体のだるさにアプローチします。
更年期はまさにシイピア(セピア)のテーマである「停滞」や「リズムの変動」が起きる時期であり、多くの女性の強い味方となってくれます。
更年期の気分についてはこちらで詳しく解説しています。
なお、後年期の悩み全般についてはより詳しくはこちらで解説しています。

顔にできるサドル状の肝斑

40代以降の女性なら、鼻から両頬にかけて、特徴的な茶色いシミ(肝斑)ができるかもしれません。
これも、女性特有の月のリズムの乱れや、エネルギーの滞りが皮膚に表れているサインです。
ちょうど馬の鞍(サドル)のような形で、黄色っぽい茶色のシミが左右対称に広がるのが特徴的です。
産後にこの「サドル状の肝斑」が現れた場合、身体の中ではシイピア的な変化が起きている可能性が高いと言えます。
不妊・産後の体力低下やうつうつ

不妊や産後にもセピアは寄り添います、不妊に悩むあなたは、「停滞している」セピアになっているかもしれません。
セピアは、セ/クスしたくない、というメンタルにもやさしく寄り添います。
子供が欲しいと思えない、家族に愛を感じないといった気持ちと、女性性が活性化されていない状態、両方をサポートします。
また、産後子育てで疲れ切ってウツウツしている状態、産後ガクッと体力がおちた気持ちもサポートします。
「私の症状にはどのレメディが合うの?」と迷ったら、自己判断で試す前にプロにご相談ください。
間違ったレメディ選びは、解決を遠ざけるだけでなく、心身の混乱を招く原因にもなります。
>>個別相談はこちらから
生理など女性特有の悩みにSepia
女性特有の悩み全般、生理不順や、生理が来ない悩みもサポートします。
毎月訪れる気分の波や乱れがちなリズムなどが、本来のペースへと整っていきます。
毎月のように女性ホルモンに振り回され、生活に支障が出ている方にとって、シイピアは有効な選択肢の一つです。
また、生理前の悲しみやむくみが特徴的な場合は、ネイチュミュア(Nat-m)が検討されることがあります。

下腹部の重たい違和感
シイピアが合う方の顕著な特徴は、下腹部が下へずっしりと沈むような重たい違和感です。
具体的には、子宮から底が抜けるような重たい感覚があり、それを防ぐために無意識に足を組んで座りたくなります。
この「底が抜けるような感覚(Bearing-down sensation)」があれば、シイピアを第一に検討すべき重要なサインです。
胸が小さい、女性らしくない
胸が平らで女性らしくなく発育不全のよう、心も恋愛などに興味がない、こんなあなたはセピアになっているのかもです。
女性なのにヒゲが生えてきた、身体が女らしくない、そんな人は「女性性が活性化されていない」セピアと繋がっているかもしれません。
【精神的効果】レメディーシイピア(Sepia)がもたらす気分の変化3選
シイピアをとることで、どん底まで落ち込んでいた精神状態に以下のような変化が訪れるかもしれません。
- 愛する感覚が蘇る
- イライラやトゲトゲした気分のリセット
- 義務感と罪悪感からの解放
1つずつ解説していきます。
適切なレメディをとることで、凍り付いていた心が溶け出すキッカケになることもあります。
子供が可愛くない!から愛する感覚が蘇る
シイピアが適合する人は子供が可愛くない、夫が嫌いだといった気持ちをもっていますが、シイピアが合うと、失っていた愛情が蘇ってくるかもしれません。
愛すべき子供を愛せないとき、人は自分を責めがちですが、あなたの中の愛情は失われたのではなく、巡りが滞っているだけなのです。
夫の顔を見るのも嫌で避けてイライラしていたのが自然と会話を楽しめるようになったり、うるさいとしか思えなかった子供の声を愛おしく感じられるようになったりします。
シイピアは、枯渇した泉に水を呼び戻すような、愛の循環にとって重要なレメディなのです。
イライラや批判的な気分のリセット

家族に対する苛立ちに限らず、仕事中に感じるまわりへの辛辣な批判癖が穏やかに鎮まることもポイントです。
欠点に気づくということは、ある意味セピアは優秀なキャリアウーマンといえるでしょう。
しかし、それが悪い方向に出るといつもイライラしている批判的な怖い女性になり敬遠されます。
セピアによって自分の内側にある苦しみや停滞感が和らぐことで、周囲に対してトゲトゲしく防衛する必要がなくなります。
以前なら些細なことで夫や子供に怒鳴り散らしていた場面でも、一呼吸おいて穏やかにスルーできるようになります。
どんよりした無感動、生きにくさへ

うつうつしたりどんよりした気持ち、無感動、何もかもが楽しくない状態も、心が「停滞」しているからおこっていることです。
この状態もセピアは強く後押しし、あなたの心を活性化します。
理由のないイライラ、生きにくさ、どんよりした感じ、何もかもが楽しくないそんなときにはセピアがマッチするかもしれません。
健全な男性性の発揮「自立」や自己実現、キャリア形成へ

シイピア適合の女性には社会的な自立を強くおすすめします。
「停滞することによって悪化する」セピアの人は、本来活動的な人生を送るほうが生態が安定するのです。
家事や育児といった、終わりのないルーティンワークに埋没することはセピアの人にとって心も身体も合わないのです。
実際に、専業主婦であることに苦痛を感じていたり、キャリアウーマンとしてバリバリ働くべきなのに、家庭に閉じ込められた女性によくマッチします。
また、家庭との両立に疲れ果てている女性にもよく使われます。
また、セピアが適合する人は、実際に働き始めると辛辣さは優秀さに変換され、非常に有能なことも多いです。
シイピアは、女性に望まれる役割と現実とのギャップに苦しむ現代女性を解放するレメディーの象徴なのです。
義務感と罪悪感からの解放
自分を縛り付けていた「〜すべき」という強い義務感や、できない自分への罪悪感から解放もシイピアのポイントです。
「自分を犠牲にして尽くすことだけが愛ではなく、自分自身のニーズも大切にして良いのだ」と感覚的に理解できるようになるからです。
完璧な妻や母でいられない自分を責めるのをやめ、「まあいいか」「今日は休もう」と、自分を許して楽に考えられるようになります。
頑張り屋の女性を、自分自身でかけた見えない呪縛から解き放ってくれるのです。
なお、悲しみやショックから感情を抑圧している場合は、イグネシア(Ignatia)が合う場合もあります。

ポイント:シイピアと間違いやすいレメディとの違い

シイピアと同じように、疲れていたり、気難しく見えたりする人のレメディは他にもあります。
プロは以下のような違いを見て選定しています。
ネイチュミュア (Nat-m) セピアのように愛する人への無関心ではなく、同情は嫌いますが、実は他者への感心はあります。
ただし、他人は批評しても自分が傷つくことを避ける人です。
セピアと繋がって使うこともあるため鑑別が難しいでしょう。
プルサティラ (Puls) セピアもプルサティラの人もよく泣きますが、プルサティラの人はより依存的で寂しがります。
このように、一見似たような状態でも、その奥にある感情のパターンによって、選ぶべきレメディは全く異なります。
自分で自分のことはなかなかわからないものです、プロの手を借りて、本来のあなたをチェックしてみませんか?
【体験談】結婚後、才能を発揮できずイライラする毎日が自己実現へ
これはクラシカルホメオパスである、世良わたしのクライアントの体験談です。
33歳女性Kさんがお越しになったとき、貧血と頭痛で悩んでいて、それ以上に虚無感やパニック、花粉症や喘息でも悩んでいました。
結婚後2年たっていましたが、結婚で仕事をやめ、特にやりたいわけでもない分野のパートの仕事をしていました。
しかし、社員やパートのみんながしっかり仕事をしないことでイライラと悩んでいました。
お話を聞くうちに、本来バリバリ働いているべき女性が家にはいって責任の少ないパートとして働くことで、本来の資質とアンマッチを起こしていることに気づきました。
職場でイライラしている女性ときくと、人はその本人が悪いのだと考えがちですが、そうとも限りません。
多くの場合、本来のその方の資質に合わない生き方を選択していることで起きている不具合であることが女性の場合は非常に多いのです。
貧血、パニックなどが解決し、職場へのイライラは減ってゆきました。
しかし、やがて今の仕事は本当にやりたい仕事ではないこと、小さい頃に夢を諦めたこと、もっと働きたい事に気づきました。
その後、やりたいことがみつかり、「自分のキャリアに合う経験済の仕事と、未経験だけどやりたい仕事のバイトにつきたいがどう思うか?」と相談がきました。
まだまだ若いのもあって、わたしは大手を降って「本当にやりたかった未経験の分野」に挑戦するよう後押ししました。
結果、大好きな仕事なので、仕事でイライラすることはなくなり、忙しいものの楽しく働けるようになりました。
やがて正社員に採用され、最も給与が高い立場になり、新たな資格取得のために勉強する人生を選択するようになりました。
人は本来の才能がおおきいほど、抑圧したときにバランスを崩します。
Kさんはホメオパシーのレメディーをとるだけではなく、自分と向き合い行動することも重ねた結果ご自身の人生を変えることができました。
Q&A.シイピアについてのよくあるご質問

Q. シイピア(Sepia)はどんな女性に適したレメディーですか?
A.女性のあらゆる人生ステージに適合するレメディーです
なかなか身体が女性らしくならない、恋愛したくないときにも助けになり。
生理などのリズムの悩み全般にも助けになり。
妊娠の悩みにも助けになり、産後ガクッと体力が落ちた時に寄り添い、子供を可愛いと思えないときにも助けになります。
家庭でも子供や夫への気持ちの助けになり。
更年期には大きくサポートになります、詳しくはこちらご覧ください。
それだけではなく、女性の自立にも大きく助けになるレメディーです。
つまり女性の人生の移り変わりで必要になるレメディーといえるでしょう。
Q. シイピアSepiaの好転反応はきつい?
A.一時的に感情が激しく噴出することがあります。
これまで抑圧し、麻痺させていたネガティブな感情が一気に解放され涙が止まらなくなったり、怒りが爆発したりすることがあります。
しかし、それは「解凍」が進んでいる証拠であり、本来の状態に戻るためのステップです。
好転変化についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

Q.妊娠中や生理中も使えますか?
A.生理中はいいですが、妊娠期は間違えて使うと危険なのでやめてください
セピアは女性の自然なリズムの助けになりますが、妊娠中は非常にデリケートな時期です。
誤って使用すると危険なことになりかねないので、くれぐれもセルフケアは避けてください。
Q. シイピアとラカシスの違いは?
シイピアはエネルギーがどんより「停滞」して無関心になるのに対し、ラカシスはエネルギーが「過剰」で爆発するので真逆のレメディーです。
同じ「イライラ」でも、その現れ方が「沈黙と無関心」ならシイピア、「多弁と攻撃」ならラカシスというように、明確に使い分けられます。
シイピア(Sepia)で本来の活動的で自立した自分を取り戻そう

ここまで、シイピア(セピア)の特徴や効果について解説してきました。
シイピアが必要な状態とは、あなたの心と身体が「もうこれ以上、自分を犠牲にしないで」と必死に訴えているサインです。
レメディの力を借りて、枯渇したエネルギーを満たすことができれば、あなたは再び家族を愛せるようになるかもしれません。
そして何より、あなた自身の人生を活動的に楽しめるようになります。
もし、この記事を読んで「これは私のことだ」と感じ、セルフケアでは解決できない深い悩みをお持ちなら、ぜひ一度プロのホメオパスにご相談ください。
あなたの凍り付いた心を溶かし、本来の輝きを取り戻すお手伝いをさせていただきます。
あなたは決して「冷たい人間」ではありません。ただ、頑張りすぎて少し休む必要があっただけなのです。
4回の手術経験で西洋医学の限界を痛感。
虐待のトラウマとアトピーを克服した私がたどり着いた方法”ホメオパシー”
※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。

