ホメオパシーレメディ「Nat-m(ネイチュミュア、ナトルム ムリアティクム)」の全方位ガイド。効果や成分、使い方まで徹底解説!

ホメオパシーレメディーNat-m ネイチュミュア ナトルム ムリアティクム

クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子です。

この記事では、日本人に該当することが多いレメディーであり、強力なポテンシャルを秘めたNat-m(ネイチュミュア、ナトルム ムリアティクム)について。

その基本情報から効能、購入ガイド、間違えやすい似たレメディーに至るまで、あらゆる角度からプロのホメオパスが徹底解説します。

目次

「Nat-m(ネイチュミュア)」とは?悲しみを力に変える塩のレメディの正体

海を背景に海の塩が器に盛られている

ネイチュミュア正式には「Natrium muriaticum(ナトリウム・ムリアクティム)」と呼ばれるこのレメディの主成分は「塩」です。

塩はなにかを保存したり、閉じ込める効果をもっています。

同様にこの塩のレメディーは、私たちの心の「抑圧された悲しみ」に深く作用するのです。

レメディーの源物質は、レメディーの作用に関係していることが多いです。

レメディー「Nat-m(ネイチュミュア)」のキーワード

Nat-m(ネイチュミュア)は、塩の固める作用のように、あなたの古く固まった悲しみを解放するレメディです。

本来なら悲しみを感じたときに悲しみ終わって解放されるはずの感情が固まったままでとどまっているそんなイメージのレメディーです。

もし、あなたが悲しいにも関わらず泣けないとか、理由のわからない不調や、心のモヤモヤを抱えていたら、場合その悩みをNat-mが解決してくれるかもしれません。

【身体的特徴】Nat-m.ネイチュミュアがあてはまる症状別チェック4選

Nat-m(ネイチュミュア)は、心と体の両方にまたがる、非常に特徴的な症状像を持っています。

  • 頭痛:まぶしがりでハンマーで打つような頭痛
  • 皮膚の症状:ヘルペス
  • 体の不調:むくみ
  • 便秘

レメディー効果①まぶしがりでハンマーで打つような頭痛

頭痛で両手で頭を抑えている女性

まぶしがりで、ハンマーで打つような頭痛には、Nat-mが第一選択肢になります。

その理由は、Nat-mが体内の水分バランスや、体の持つ自然なリズムを整える働きを持っているからです。

その場しのぎの痛み止めではない、根本的な体質ケアを目指せるのが、Nat-mのすごいところです。

ただし、レメディを自己判断で使うことは非常に危険です。必ずプロのホメオパスに相談してからご使用ください。

>>レメディを自己判断で使うと超危険な理由とは?

レメディー効果②ヘルペス

頻繁に出る口唇ヘルペスなどにも、Nat-mがその効力を発揮することがあります。

ホメオパシーでは、皮膚は「内面の鏡」と考えます。

心に抑圧された悲しみやストレスが、行き場をなくして皮膚という「出口」から現れるのです。

特に、肘や膝の裏など、関節の内側が乾燥して切れやすいアトピーも、Nat-mが適応する場合もあります。

レメディー効果③むくみ

貧血や循環、むくみ、あるいは塩辛いものへの渇望、顔や手足がむくみやすかったり、ひどい便秘に悩んでいる場合にも適用します。

主成分である「塩」の働きから、Nat-mは体内の水分代謝に深く関わります。

レメディー効果④便秘

便秘でお腹を抑えている女性ソファに座っている

ひどい便秘は、体が「水分バランスを整えて!」とNat-mを求めているサインかもしれません。

これらのサインは、体が「Nat-mをください!」と叫んでいる、重要な手がかりかもしれません。

ご自身の状態と照らし合わせながら、「あ、これ私のことかも」と感じるポイントがあるか、ぜひチェックしてみてください。

【精神的特徴】あなたのネイチュミュア性格チェックリスト

  • 失恋:失恋や死別など、過去の悲しみを引きずっている
  • 泣けない:真面目で、悲しみを内に溜め込む性格
  • 他人の相談には乗る
  • 同情が嫌い

失恋や死別など、過去の悲しみを引きずっている

隣に寝る男性パートナーの横で泣いて悲しむ女性

Nat-mは、古く固まった「過去の悲しみ」を解放するレメディです。

何年も前の失恋の痛み、大切な人との死別、過去の裏切り、そんな古い心の傷がいつまでも癒えません。

失恋してから頭痛がある場合などはとくにNat-mが該当します。

なぜなら、このレメディの中心的なテーマが、まさに「抑圧された悲しみ」だからです。

人前では気丈に振る舞うけど、本当は心が張り裂けそうなあなたに、そっと寄り添ってくれるレメディ。それがNat-mなのです。

同情が嫌いで泣けない真面目で、悲しみを内に溜め込む性格

両手で顔を覆って嘆く人

真面目で責任感が強く、悲しみを内に溜め込んでしまう人こそ、Nat-mが最も深く共鳴するタイプです。

先ほどの失恋や死別をしていても悲しいけれどなぜか泣けません、恋人から別れを告げられ悲しいのに泣けません。

もし家族が亡くなったのに悲しいのに泣けないならあなたはナトルム ムリアティクムが必要かもしれません。

Nat-mを必要とする人は、まるで「塩」の結晶のように、真面目で、きっちりしていて、そして少し脆い一面を持っています。

かといって、悲しんでいることを人から慰められるのを嫌い、一人で自分の殻に閉じこもりがちなあなた。

そんなあなたの固く閉ざした心を、Nat-mは優しく溶かしてくれるかもしれません。

もし、ご自身の性格や症状にどのレメディに合うのかプロの視点で正確に知りたい場合はこちらで診断が可能です。

他人の相談には乗れるが自己開示はできない、心理に詳しい

ナトルム ムリアティクム(Nat-m.)が当てはまる人は、教師や牧師、カウンセラー、他人の相談に乗るのは得意な人にしばしばあてはまります。

人の相談は客観的に分析できるのですが、自分のこととなると自己開示できないし、片付いていません。

自分で心理やスピリチュアルなどを学んでいるし、セミナーにも参加するけれどいつまでも癒されない人もしばしばこのレメディーが該当します。

自己開示を恐れているけれど、自己分析はできているので、他人の心理の説明などはうまいため「癒された人」だと誤解されますが、実際は癒されていません。

ネイチュミュア性格同情がいや、拒否されることに耐えられない

異性に告白してふられたり、誰かに心をうちあけ拒否されることを何より恐れています。

同情を嫌うのは2つの心理があります。

1つは、正確に心を理解されないと不満だから嫌だという心理。

2つめは、自分の話をして理解されなければその「拒否」が耐えられないという心理です。

例えば自分がひきずっている過去の失恋を友達に話して「それはあなたが悪いんじゃない?」と言われることを誰よりも恐れています。

そのため、人に悲しみを共有することも、カッコ悪い自分を見せることもできないのです。

過去の嫌な事を忘れられない性格

失恋や死別にかかわらず、過去の嫌なことを忘れることが苦手です。

例えば、上記のように人に相談して受け入れてもらえなかった場合もその恨みや悲しみを忘れず「二度と相談しない」といって悲しんでいます。

人間関係上のちょっとした嫌な気分になったことも、切り替えて忘れることができないので、過去を執念深く憶えていて「許せない」とおもって一人で傷ついています。

【体験談】Nat-mで自覚がなかった悲しみが噴出し、大号泣

逆光を前に恋人同士がキスしそう

これは私自身クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子の体験談です。

昔5年もつきあって、結婚話まで出ていた彼と別れたことがありました。

結婚しようと何度も言われていたのですが、当時私は結婚する気がなく、やりたいこともあったので、のらくらと1年2年と逃げ続けていたのです。

ちょうどわたしが転職活動をして希望の会社に合格せず落ち込んでいるときに「頑張らなくても結婚してあげるから」と言われたのにカチンときて別れることになりました。

しかし、その後全く悲しいとは思えませんでした。

長く付き合って心を寄せていた彼と別れても悲しくもなかった事実に、自分でも驚いていました。

当時いつも相談していたカウンセラーさんがいたのですが、カウンセラーさんも友人も「うまく失恋を乗り越えているね」といっていたので私自身もそれを深く信じて別れに引きずられない自分に自信をもっていました。

それから8年後、失恋とは関係がない身体の相談で正しいクラシカルホメオパシーを受けることになりました。

2年ほどホメオパシーを受け、「過去の失恋が消化できていないときのレメディー」ナトルム ムリアティクムが処方されました。

レメディーをとって驚き!!!動物のように泣き叫んで号泣したのです。

自分がこの失恋をとてもひきずっていたけれど、泣けないくらいに悲しい感情を抑圧していたことに、数年たってやっとレメディーをとってから気づけて大号泣したのです。

この体験は別途もっと詳細を記事にまとめています(制作中)。

【体験談】30代女性Nat-mで頭痛が改善し、トラウマを思い出す

頭痛で片手で頭を押さえる女性

リラクゼーションサロンにお勤めの美人のAさん。

片頭痛と生理痛と便秘があり自信のない性格が悩みで、生理痛のことを相談した先はあったのですが、自分の症状は全体的な問題があるのではないかという「気付き」を得てホメオパシーにご相談にきてくださいました。

詳しくお話を伺うと、まぶりがり、慰められるのがいや、などとNat-mに適合する症状が多数ありました。

ホメオパシーで好転反応が起き、生理痛がひどくなったので婦人科にかかるも、お薬で余計に体調がわるくなり投薬早めたいと病院に相談していました。

ホメオパシーのレメディーのポテンシーを上げてゆくことで、昔の父親や男性に関わるトラウマを思い出し、頭痛が改善してゆきました。

その後は昔おいてけぼりにしていたままの、一人ぼっちの気持ちなど、もっと深い問題をケアするべく、別のレメディーで向き合うこととなりました。

Nat-mの正しい使い方と注意点|効果を最大限に引き出すには?

ホメオパシーレメディー

Nat-mは、そのポテンシャルが高い分、正しく使わなければ効果を発揮しない、効いているように見えて実は作用していない、繊細なレメディです。

「ぜひ試してみたい!」と感じたあなたのために、この章では、Nat-mの効果を最大限に引き出すための、具体的な使い方と注意点をプロの視点から解説します。

ネイチュミュアは誰もが「コレはわたしのことだ」と思って誰もが使いがちですが、正しく深く作用するのは難しいレメディーです。

多くの日本人が何割かこのレメディーの要素をもっているのと、生態の中には塩は誰の体内にも存在するのでレメディーが誰にでも少しは適合しやすいのです。

しかし、シミラーとして多少の作用はしても、実際のところ本当は効いていない、このような結果になりやすいレメディーです、ナトルム ムリアティクムは使うタイミングがとても難しいレメディーなのです。

レメディーが適合する、しないについて概要を知りたい方はこちらのホメオパシーとは?をご覧ください。

長年の心の問題や慢性的な不調には、より高いポテンシーが必要な場合がほとんどですが、高いポテンシーのレメディーを間違って使うと危険です、その選択はプロのホメオパスにしか処方できません。

>>レメディを自己判断で使うと超危険な理由とは?

なぜ自己判断が危険なのか?専門家だけが最適なレメディを選べる理由

自分の判断でレメディを選ぶのが危険な理由は、自分の問題の本質はなかなか正しく掴むことはできないからです。

プロのホメオパスは、あなたの症状だけでなく、性格、過去のトラウマ、家族関係まで、人生のすべてを考慮して問題の「核心」を見つけ出します。

例えば、「乾燥肌」の本当の原因が「幼少期の深い悲しみ」にある、という繋がりをあなた自身で見つけるのは難しいでしょう。

とくにナトルム ムリアティクムは自覚できない悲しみがある方に適合するので、自分で自覚している悲しみがあるとは限りません。

遠回りに見えても、最初からプロに頼ることが、最も安全で確実な近道なのです。

あなたの問題の核心を、一度プロの目で見てみませんか?

Q&A.Nat-m(ネイチュミュア)に関するよくある質問

ここでは、Nat-mに関して、クライアント様からよく寄せられる質問にお答えしていきます。

Q. 好転反応はありますか?

A.はい、ありますが、作用は強い場合もあまりない場合もあります

レメディが体に作用する過程で、一時的に症状が悪化したように見える「好転反応」が起こることがあります。

しかし、単なる「悪化」の可能性もゼロではありません詳しくはこちらの記事をご覧ください

もし、反応が長引いたり、耐えられないほど辛かったりする場合は、すぐに使用を中止し、専門のホメオパスに相談してください。

>>レメディを自己判断で使うと超危険な理由とは?

Q. 失恋したらNat−mが適合になるのでしょうか?

A.いえ、失恋のレメディーの代表ですが他にも失恋のレメディーはありますので個別化が必要です

ネイチュミュアは多少は誰でも何らかの作用がおきやすいので、実際は効果が深くはいってないのにそのまま使いがちです。

Q.感情のショックIgn.(イグナシア)との違いは?

A.失恋や死別など、まだ新しいヒステリックな悲しみには、まずIgn.(イグナシア/イグネシア)が第一候補、過去の悲しみを抑圧している場合はNat-mga適合になります。

「アップダウンの伴う激しい悲しみ」といった不安定な感情の嵐に力を発揮するのがイグナシアです。

一方、Nat-mは、そのショックが過去のものとなり、長年の「静かな悲しみ」として心に深く刻まれている状態に使います。

まだ新しい悲しみはIgn.、古い悲しみはNat-m。この時間軸の違いがポイントです。

ですので、ナトルム ムリアティクムを使った後でイグナシア アマラを使う場合もあります。

Q.過去の失恋Nat-mは、最近の失恋にはIgnを使えばいいですか?

A.一般的にそう教えている学校が多いですが、そうとも限らないのです

数年前の過去の失恋なのにいまだ嘆きが当時のように強く、激しさがある場合は過去の失恋でもIgnイグナシア アマラシア イグネシア を使う場合もあります。

反対に、最近の失恋だけれども悲しみを閉じ込めていて「泣けない」場合はナトルム ムリアティクムを使います。

つまり、実践では学校で習うほどセオリー通りにはいかず、もっと個別化が必要とされます。

なので自己判断でレメディーをとると、ナトルム ムリアティクムは作用は何割かするため、間違って使用されやすいレメディーなのです。

>>レメディを自己判断で使うと超危険な理由とは?

Q.過去の失恋があってNat-mを使っていますが効果を感じません

A.ポテンシーが足りなければ、レメディー適合していても作用がない場合があります

失恋とりわけ強いショックには高いポテンシーが必要で、長く抑圧してきた感情には高いポレンシーが必要です。

なので、セルフケアで使うレメディーでは作用が期待できない場合もあります。

かといって、適合していないのに間違ってナトルム ムリアティクムを使うことは危険で、身体全体を悪化させるリスクがあります。

経験ある信頼できるプロに相談するほうがよいでしょう。

まとめ:Nat-mをあなたの人生の味方にするために

この全方位ガイドでは、Nat-mの基本的な特徴からその使用方法、安全性に至るまで、幅広い情報をお届けしました。

Nat-mは、あなたが心の奥底にしまい込んできた、古い感情の扉を開ける「鍵」のような存在です。

レメディ「Nat-m」を活用するには、まずは正しいポテンシーの選択が重要です。

ホメオパシーでは、レメディの効力はポテンシーによって異なるため、個人の症状に適した濃度を選ぶことが不可欠です。

また、定期的な使用が推奨されており、症状の変化に応じてポテンシーの調整が必要だったり、悲しみのレメディーを変更する場合もあります。

そのため必ず担当ホメオパスと相談しながら飲むようにしてください。

Nat-mは、単なる症状を抑えるためのものではありません。あなたが本当の自分を取り戻すための、素晴らしいパートナーになり得るのです。

もし、あなたがNat-mに心惹かれ、ご自身の問題を本気で解決したいと願うのであれば、ぜひ一度信頼できるプロのホメオパスに相談してみてください。

※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。

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