便秘のレメディとは?ホメオパシーでスッキリ!不調の原因やレメディの選び方、好転反応も

この記事のポイント
  • 原因は水分や食物繊維だけじゃない?ホメオパシーで見る「意外な原因」とは?
  • ナックスボミカ・ブライオニア・シリカ・アルミナ…便秘タイプ別レメディの特徴
  • 慢性便秘・他の疾患・心の悩みがある人がレメディを使ってはいけない理由
  • プロに相談すべきケースとは?

クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子です。

この記事では、便秘に悩むあなたのタイプ別ホメオパシーレメディの代表例から使ってはいけないケースまで、ひとつずつ丁寧に解説していきます

ホメオパス世良純子
ホメオパス世良純子

先に結論をお伝えすると、便秘のレメディはタイプによって異なり、自己判断は危険です。

目次

便秘の原因とは?その症状の理由は〇〇だった!?

窓辺でお腹に手を当ててくつろぐ女性

便秘は多くの人が経験する一般的な症状ですが、便秘の原因は多岐にわたります

一般に、便秘の原因としては水分不足や食物繊維の不足、運動不足などが挙げられますが、これらは直接的な腸内環境に関わる要因です。

腸内環境は便の質や通過時間に大きな影響を与え、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると便秘を引き起こしやすくなると言われています。

また、大腸の動きが不活発になると、便が固まりやすくなり、排便が困難になることもあります。

一方で、ホメオパスの世界ではこれらの物理的要因だけでなく、精神面や感情面も大いに関与していると考えます。

例えば、ストレスや不安が消化器系に影響を与え、便通を悪くすることがあります。

さらに、「意外な原因」として特有の感情的な問題を引き起こしているケースもあります。

一概に便秘と言っても、その原因は様々なのです。

【便秘タイプ別】代表的なホメオパシーレメディーの選び方

木のテーブルに並ぶホメオパシーのレメディ瓶

ホメオパシーでよく用いられる便秘のレメディを、タイプ別にみていきましょう。

Nux-vomica(ナックスボミカ)のレメディが合う便秘タイプ

便意はあるがなかなか出ない便」には「Nux vomica(ナックス・ボミカ)」を使うことがあります。

Nux vomica(ナックス・ボミカ)」のレメディーは植物からできています。

「マチン(馬銭)」という植物の種子を原料とするレメディで、インド亜大陸や東インドを原産とする、フジウツギ科マチン属の木です。

ホメオパシーでは頻繁に処方されるレメディの1つとして知られています。

メンタル面ではイライラしたり、潔癖だったり、仕事中毒のストレス由来の便秘に適合しやすいのも特徴です。

とくに便意はあるのになかなか出ず、少ししか出ないのに「まだ残っている」感じが続くのが、ナックスボミカの便秘の典型的なサインです。

ただし、慢性の便秘にこのレメディーを誤って摂ると悪化する場合があり、危険なので十分な見極めが必要です

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Bryonia(ブライオニア/ブリオニア)のレメディが合う便秘タイプ

「Bryonia(ブライオニア/ブリオニア)」のレメディーは、乾燥した便に適しています。

Bryonia(ブリオニア)」のレメディーは植物からできていて、源物質はホワイトブリオニー、つる性の有毒植物「ブリオニア・ディオイカ」の別名です。

植物の根はたくさん水を吸い上げるため、「渇き」がテーマとなるレメディです。

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だから、このレメディーが適合する人は、喉が乾き、水分をたくさんとりたがる特徴があります

メンタル面ではイライラし、一人になりたがる人に適合しやすいレメディーです。

ただし、一見ブリオニアに見えて違うレメディーの場合もあるので間違えないように見極めることが大切です。

自己判断はせず、まずはプロのホメオパスに相談することをオススメします。

Silicea(シリカ・シリチュア)のレメディが合う便秘タイプ

Silicea(シリカ)」は出そうで出ない便、出かけてまたひっこむ便、硬い便のときに検討されます。

「Silicea(シリカ)」のレメディーは鉱物からできていて、源物質は二酸化ケイ素です。

二酸化ケイ素は、食品やサプリメントの固結防止剤としても使われる、私たちの身近にある一般的な物質です。

このレメディーが適合する人は、足が臭いなどの特徴があります

メンタル面では繊細で、頑固だけど人と対立すると折れやすい人に適合するレメディーです。

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ただし「Silicea(シリカ)」は、特定の病気や手術歴がある人に誤って使用することで、命の危険にさらす場合もあります

そのため慎重に使うことが必要とされるレメディーです。

>>レメディを自己判断で使うと超危険な理由とは?

Alumina(アルミナ)レメディを使う便秘タイプ

「Alumina(アルミナ)」は、神経系が関係するレメディーで、力んでも出ない便秘が特徴的です

「Alumina(アルミナ)」のレメディーは鉱物からできていて、源物質はその名の通りアルミウム金属の酸化物から作られます。

このレメディーが適合する人は、肌や喉などいろんな場所が乾燥しています

メンタル面ではゆっくりで鈍い状態です。

このレメディーは慢性的な症状に使うことも多いので、選び間違えないように注意が必要です。

レメディ選びの注意点とセルフケアの危険性

両手でそっとレメディの小瓶を持つ様子

多くの人々は「自然なら何でも安全」と考えがちですが、ホメオパシーのレメディも適切に用いなければリスクがあります。

まず、レメディーを選ぶには、専門の教育を受け何年も学んだプロのホメオパスである必要があります。

レメディを選ぶ際は、個人の症状、体質、そして感情状態を詳細に分析し、それらを的確に判断できる必要があるからです。

たとえば、単に便秘の症状だけではなく、それ以外になにか疾患を抱えている場合や、病歴があった場合は、それらすべてを含めてレメディーを見極める必要があります。

また、原因となっているストレスや食生活の乱れ、感情面や精神面での問題も考慮した上でレメディーを選ぶ必要もあります。

ホメオパシーのレメディを選ぶ際は、正しい知識と何年にも及ぶ専門的な訓練を受けたうえで、慎重かつ高度なアプローチが求められるのです。

もしプロではなく、ちょっとした講座を受けたり、本やブログを読んだ浅い知識でレメディーを使っているのであればとても危険です。

本やブログ、動画の浅い知識では、どのレメディーも当てはまっているように感じてしまうからです。

>>レメディを自己判断で使うのが危険な理由とは?

特にレメディを3種類以上使っても効かない場合は要注意

便秘にレメディーを使用してみて、1種類目を使って効果がなく、2種類目を使って効果がなく、3種類目を使って効果がない場合は、レメディーを使うのを諦めましょう。

問題の核は便秘ではないかもしれません

また、便秘に効果のあるレメディーを多種類混ぜた混合レメディーを使うのも、おすすめしません

長期にわたって混合レメディーや、誤ったレメディーを連続でいろいろ使用し続けている場合は、レメディーが効きにくくなったり、便秘だけではなく生体全体が混乱して弱くなる場合があります。

便秘にホメオパシーレメディを使ってはいけない3つのケース

お茶を前に穏やかに相談する二人

便秘にレメディを使ってはいけない3つのケースをご紹介します。

具体的には以下のケースに当てはまる場合はレメディを使ってはいけません。

  1. 便秘が慢性の場合
  2. 便秘以外の疾患がある場合
  3. 便秘とメンタルや心に悩みがある場合

もしどれかに当てはまる場合は安易にレメディーは使用しないようにしてください。

NGケース1.便秘が慢性の場合

慢性的に便秘で悩んでいる場合は、ホメオパシーのセルフケアの範疇ではありません

逆に、便秘にセルフケアでレメディーを使用したり、ホメオパシーを習ったこともないのにレメディーを使用してもよい場合は、どんな便秘でしょうか?

それは、あくまでも基礎的な疾患や不調もなく、通常極めて健康で、たまたま食べ過ぎなどのはっきりとした原因がある場合、かつ急性で便秘になった場合です。

そのような場合に限ってレメディーを使用しても問題ないと言えるでしょう。

ただし、その場合でも自己判断でレメディを使用するのは非常に危険です。

NGケース2.便秘以外の疾患もある場合

便秘で悩んでいるけれど、同時に他にも疾患を抱えている場合です。

理由は、便秘の悩みをホメオパシーでケアした結果、もっと重い症状が悪化する可能性があるからです。

例えば、便秘と同時に不眠がある場合、便秘と同時に呼吸器の疾患がある場合などに、レメディーを誤った方法で使うと他の疾患が大きく悪化する場合があります。

また、便秘以外の慢性病が過去にあって、現在は便秘で悩んでいる場合。

この場合も誤った方法でレメディーを使うと、全体的に調子が悪くなる可能性があります。

NGケース3.便秘とメンタルや心に悩みがある場合

便秘の悩みがあると同時に、鬱やパニックなどの重い精神の症状がある場合です。

あるいは悲しみ、怒りといった心の悩みがある場合は、便秘にレメディーを使うことによってかえって心の状態が悪化する場合があります

メンタル系に症状がある場合はセルフケアの範囲ではありません。

心のケアを先にしなければ他の症状が治りにくくなる場合もあるので、専門家に相談したほうがよいケースです。

私はレメディを使うべき?便秘の悩みにレメディを使う前に

水・野菜・ヨガマットのある健康的な暮らし

まず、便秘が野菜不足、運動不足といった物理的な問題の場合は、レメディーを摂る前にバランスの良い食事を心掛け、水分を十分に摂取することで、体の調子を整えましょう。

また、規則正しい睡眠と適度な運動も、便通のリズムを整える助けになります。

環境面では、穏やかでストレスの少ない環境を作ることも重要です。

これらの生活改善をしても便秘が改善しない場合にはじめてレメディーの使用を検討しましょう。

それでも「私の場合レメディを使ってもいいの?」と判断がつかない場合は、一度プロのホメオパスにご相談ください。

便秘にホメオパシーレメディを使用したら副作用は起きる?

小皿に入った白いレメディの砂糖玉

レメディーをとったからといって、薬でいうところの副作用がおきるわけではありません

ただし、一部の流派では「レメディーは何をとっても問題がなく、同時に10種類以上レメディーをとっても、効果があるレメディー以外は尿になって流れてゆく」などと教えている場合もあります。

しかし、これは間違いです。

便秘に誤ったレメディーを使った場合、便秘がよい意味で悪化する場合(好転反応)もありますが、悪化だけして改善しない場合もあります

また、便秘以外に抱えている疾患が悪化し、治りにくくなる場合もあります。

もともとなかった症状がでてきて悪化したまま治らない場合もあります。

特定の既往歴が有る場合に、気軽に便秘のレメディーを使って命の危険にさらされる場合もあります。

便秘は軽い症状に見えて重い場合もあります、ホメオパシーレメディーをとる際には、自己判断での選択は危険です、経験豊富なホメオパスに相談することをおすすめします。

>>なぜ危険?レメディを自己判断で使うのは今すぐやめて!

便秘薬と便秘のレメディーの併用はしても良い?

レメディの小瓶と水のグラス

結論からいうと、便秘薬とホメオパシーのレメディーは併用が可能です。

ホメオパシーのレメディーを使う場合は「西洋医学の薬はやめなければいけない」というホメオパスもいますがそんなことはありません。

例えば、便秘薬を使わないと3日以上便が出ない場合は、薬を完全にやめてレメディーに期待しても、レメディーが効果を出すまでずっと我慢をすることになります。

便秘薬を永くとって便秘が慢性化している場合は、身体が薬に慣れてしまって、すぐにレメディーの効果が出ない場合もあります。

その場合は薬とホメオパシーレメディーを併用し、薬をとっている量に調整しレメディーをとり、薬を減らしてゆくこともできます

便秘薬をとっているからといって、ホメオパシーのレメディーが使えなくなるわけではありません。

まずは便秘の症状を専門のホメオパスに相談することから始めましょう

【ホメオパシー体験談】レメディで長年の便秘を克服

朝の窓辺で伸びをするすっきりした女性

私のクライアント様の体験談を共有します。

自律神経の乱れや心の悩みでいらしたA子さん、呼吸器やむくみなどさまざまな悩みと同時に便秘にも悩まされてきました。

とくに便秘は10年以上薬をのまないと全く出ないという状態が慢性的に続いていました。

食事や運動の見直しも試みていましたが、辞めると元の木阿弥なので、食事療法は辛いし、食べてはいけないものは多いし、ストレスにはなるしで、一時しのぎにしかなりませんでした。

便秘薬の継続使用は依存になるので身体に悪いこともわかっていましたが、薬を使わないとどうしても便が出ないため、もはや諦めに近い気持ちで慢性的に薬に頼っていたようでした。

ホメオパシーに出会ったときは、便秘を改善しようとはおもっておらず、他のことで悩んでいました。そのためホメオパシーでは先に心の悩みや自律神経が改善してゆきました。

さまざまな症状は少しずつ改善されましたが、特に便秘を改善しようとはおもっていないようでした。

しかし、一定さまざまな症状が治ってきたので、10年以上悩まされている便秘の改善にとりかかりました。

そこであるホメオパシーレメディを試してみたところ、信じられないほどの変化が!

ある日5粒とっていた便秘薬を2粒に減らしてみても便が出たのです。

だけど、さらに薬を減らすとまた元通り便秘に、なのでしばらくは2粒でなんとか便がでていました。

その後しばらく薬を減らしても安定的に便が出るようになったので、次は思い切って薬をやめてみました。

すると、それでも出るようになったのです!!!10年以上薬をとっていたのに!!

その後もさまざまな不調があり、便秘の状態が良くなったり、悪くなったりを繰り返していましたが、除々にスッキリする日が増えてきました。

ホメオパシーの利点は自然な効き方です、刺激的な下剤のようなものではなく、体が本来持っているリズムをゆっくり取り戻すような優しいサポートです。

実はこのケース、10年来の便秘がやわらいだきっかけは、通常あまり便秘には使わないレメディーでした。

理由は便秘の悩みは中心ではなく、もっと重要な悩みがあり、派生的に便秘の悩みもあったため、体質から問題改善したケースだからです。

本当に健康な方が「便秘のみ」でお悩みの場合は、合うレメディが見つかれば変化を感じる方もいます。

しかし、健康な人が便秘の悩みでホメオパシーレメディーの使用を検討することはあまりないと思います、薬のほうが改善が確実だからです。

また、ホメオパシーでプロにかかる場合も「便秘もある」方はよくいますが、「便秘が主訴」でお越しになる方はあまりいません。

便秘は比較的軽い症状に見えるし、同様に便秘が一番の悩みなら薬のほうが改善が確実だからです。

ただし、薬による便秘の改善は慢性的に薬に依存することになり、薬なしでは便を排出できない体質になってしまうリスクがあり、長期的に身体に悪く、体験談のように10年以上便秘薬を取っている方もいるのではないでしょうか?

便秘が主訴ならできるだけ早くプロのホメオパスに相談し、便秘の原因が

  • 神経の問題なのか?
  • 物理的な問題なのか?
  • はたまたメンタルなのか?
  • ほかの体質的な問題なのか?

見極めて、早めに対処することが必要です。

Q&A.便秘とホメオパシーレメディのよくある質問

便秘とホメオパシーについて、よくいただく質問にプロの視点でお答えします。

子供の便秘にレメディは使えますか?

食べ過ぎなど、原因のはっきりした軽い急性の便秘なら検討できます。

ただし慢性的に続く便秘は、セルフケアの範囲ではありません。

繰り返す場合は、小児科に相談してください。

猫や犬などペットの便秘にも使えますか?

犬や猫などの動物にも、ホメオパシーが用いられることはあります。

ただし便秘が続いたり、ぐったりしている場合は要注意です。

まずは動物病院を受診してください。

食べ過ぎ・飲み過ぎによる便秘にはどのレメディが向いていますか?

食べ過ぎや飲み過ぎのあとの急性の便秘には、ナックスボミカが代表的です。

宴会や旅行の翌日などによく選ばれます。

ただし体質や他の症状によって、合うレメディは変わります。

ホメオパシーで腸内環境は整いますか?

ホメオパシーは、腸だけを直接の対象にするものではありません。

心と身体を含めた体質全体から、みていく考え方です。

腸内環境そのものは、食事や睡眠・運動の見直しが基本になります。

血便や激しい腹痛があるときも便秘のレメディを使っていいですか?

血便や激しい腹痛があるときは、レメディを使わないでください。

嘔吐をともなう場合も同じです。

すぐに医療機関を受診してください。

便秘は軽く見えても、重い病気が隠れていることがあります。

便秘のレメディはどこで買えますか?

レメディは専門店やオンラインショップで入手できます。

ただし合うレメディは、体質や症状によって変わります。

購入前に、プロのホメオパスへ相談するのがおすすめです。

※このサイトにおける「症状」とはホメオパシーの症状を含みます。
ホメオパシー の説明上、好転反応、治療、治す、改善という言葉を使用しておりますが、ホメオパシーは生態がバランスを取り戻した結果、改善する場合があるということを目指すものであり、医療行為や治療行為ではありません。
また、体験談はあくまでも個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
レメディーは薬ではありません。医師からすすめられた医学的に必要な治療は必ず受けることを推奨します。
医療行為や治療を拒否することをすすめ、ホメオパシーのみで治そうとする行為や、薬でバランスをとっているときに全てやめさせる行為は、ホメオパシーとして誤りです。

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