- 「失敗したらどうしよう・・・」その予期不安や「極度のあがり症」、ポジティブな表現力へ変換可能です
- 大きなゲップやガスの蓄積や、甘いものを食べたいのに食べたら不調
- 結膜炎で目が真っ赤
- 健康不安で病気が頭から離れないアルゲントゥム ニトリクムが必要
- 高所恐怖症と閉所恐怖症
- 衝動性と相反する怖いもの見たさ
- アージニットは他のレメディーと混同しやすい
クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子です。
この記事では、予期不安に特化したレメディ「アージニット・アルゲントゥム ニトリクム(Arg-n.)」について紹介していきます。
アージニットは、他のレメディーと似ているので該当しているのに見逃されやすいレメディーの一つでもあります。
大事なプレゼンや試験の前になると、頭が真っ白になったりして実力を発揮できない…そんな方は、ぜひ最後まで読んでください。
先に結論をお伝えすると、アージニットは挑戦が怖い人の性格を変えるための強力なサポーターですが、このレメディーだと気づきにくいレメディーです、間違ってレメディーをつかった場合についてはこちらの記事をご参考にしてください。

レメディーアージニット(アルゲントゥムニトリクム/Arg-n.)とは?原料「硝酸銀」のキーワード

アージニット(Argentum Nitricum)の源物質「硝酸銀」は、無味・無臭・毒性があり、銀メッキにつかわれ、写真の現像に使われた物質です。
硝酸銀は光や熱に非常に敏感で、光を浴びると一瞬で分解して黒く変色してしまいます(感光性)。また、有機物と混ざると発火や爆発を起こし、エネルギーを内に秘めた不安定な化学物質です。
このイメージ通り、「ちょっとした刺激に過敏に反応し、感情が爆発しやすい」人に適合するレメディです。
硝酸銀が腐食性を持つように、彼らのストレスは胃腸を荒らし、心身を蝕んでいきます。
しかし、アージニットのサポートがあれば、持ち前の感受性をポジティブな表現力へと変えることができるでしょう。
もしかしたら、あなたが抱えるパニックや予期不安にアージニットが役立つかもしれません。
しかし、その力を正しく、安全に使うためには、まずあなた自身の状態を客観的に知ることが不可欠です。
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レメディーアージニットが該当する人の体質

アルゲントゥム ニトリクムが該当する人は暑がりで暑さに弱いです。
また、不安が強さが強調されがちなレメディーですが、健康で元気なときは総じて「いい人」です。
相反する要素を同時に持つため、別のレメディーをつかっていて気づかないままであることが多いレメディーです。
【身体面の特徴】あなたはレメディーアージニット?症状別Arg-n.チェック4選
アージニットは、精神的な緊張がダイレクトに胃腸や神経系に影響を与えるタイプの人に適合しやすいです。
ここでは、アージニットが具体的にどのような身体症状に適しているか?代表的な4つの場面を見ていきましょう。
- 腹部の膨満感と大砲のような大きなゲップ
- 消化器の悩み、甘い物を食べたあとの下痢
- 結膜炎やトゲのようなのどの痛み
- 不安による頻尿や下痢
1つずつ解説していきます。
腹部の膨満感と大砲のような大きなゲップ
アージニットが必要な人は、胃に大量のガスが溜まり、お腹がパンパンに張って苦しい状態になりがちです。
なぜなら、彼らは常に焦っているため早食いになり、空気も一緒に飲み込んでしまう傾向があるからです。
その結果、まるで大砲を発射したかのような、爆発的で大きな音の出るゲップが出ます。
このゲップが出ると、一時的に胃の苦しさは楽になりますが、またすぐにガスが溜まってしまいます。
もし、あなたが緊張するとお腹が張り、恥ずかしいほどの大きなゲップに悩んでいるなら、アージニットが良い選択肢となるでしょう。
なお、お腹にガスが溜まりやすいという点では「リコポディウム」とも似ています。
自信がありそうに見えておきながら、実は自信がなく、見栄っ張りな面がある場合はリコポディウムも参考にしてください。
消化器の悩み、甘い物を食べたあとの下痢

アージニットは消化器にも威力を発揮します、とくに大きな特徴として、「甘いものが大好きだが、食べると必ず体調を崩す」という矛盾があります。
精神的な疲労から脳が糖分を欲するのですが、彼らの弱った胃腸はそれを消化しきれないのです。
特にチョコレートや砂糖菓子を衝動的に食べた後、すぐにお腹がゴロゴロ鳴り出し、下痢になったり、下痢に限らず体調不良になります。
それにも関わらず、「わかっているけどやめられない」のが、アージニット体質の特徴です。
アージニットは、この乱れた消化機能を整え、異常な甘味への欲求を落ち着かせる助けになります。
結膜炎やトゲのようなのどの痛みにアルゲントゥム ニトリクム

アージニットは、粘膜に炎症が起きやすく、そこに「トゲが刺さったような」鋭い痛みを感じるのが特徴です。
結膜炎などで目が充血し、目尻にガラスの破片が入っているような痛みを感じる場合にも適合します。
例えば、喉が赤く腫れて、飲み込むたびに魚の骨が刺さっているようなチクチクした痛みを感じることがあります。
これは、原料である硝酸銀の結晶が鋭い棘状をしていることと関連しています。
この「刺すような痛み(Splinter like pain)」は、アージニットを見分ける重要なキーワードです。
なお、この特徴的な「トゲが刺さるような痛み」は、同じ硝酸の性質を持つ「ニタック・二トリックアシッド」とも共通しています。
不安から頻繁な尿意や下痢に
大事なイベントの直前に何度もトイレに行きたくなる、急な下痢に襲われるなどの症状にアージニットは適合しやすいです。
彼らの不安や恐怖が、自律神経を直撃し、消化器系や泌尿器系のコントロールを失わせているのかもしれません。
試験会場やプレゼンの舞台袖で、「漏らしてしまうのではないか」という恐怖と戦っているような状態です。
緊張でお腹が緩くなりやすい人は、お守りとして持っておくと安心できるでしょう。
男性は不安性の下痢に悩んで薬局で買った薬を常用する方もいるので、「緊張でお腹が痛い」という方はアージニットは心強い味方になりるかもしれません。
しかし緊張による尿意はジェルセミウムも該当しますので間違えないでください。
【精神面の特徴】レメディーアージニット・アルゲントゥム ニトリクム像5選

アージニット(Arg-n.)は制御不能になった心に対しても、深い安定をもたらしてくれるかもしれません。
アージニットをとることで期待できる精神的な変化は以下の通りです。
- ネガティブ志向とあがり症が消え実力を発揮できる
- 健康不安・予期不安
- 衝動と怖いもの見たさ
- 固定観念からの解放
- 高い場所や閉所への恐怖が和らぐ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
チェック1:ネガティブ志向とあがり症が和らぎ実力を発揮(Arg-n.)

アージニットを必要とする人は、なにか新しい挑戦を極度に恐れます。
一緒になにか新しい事をしようとする時ネガティブな側面を最初に口に出す人はこのレメディーが必要です。
子どもの進路に関して「あれはダメ」「コレは危ない」と過度に恐れるお母さんもアルゲントゥム ニトリクムが該当している場合があります。
彼らは不安が強すぎるあまり、まだ起きてもいない最悪の事態をリアルに想像して、勝手にパニックになっているだけなのです。
レメディが作用すると、「もし失敗したらどうしよう」から「なんとかなるさ」と前向きに気持ちが切り替わっていきます。
アージニットがバッチリ該当していれば、過剰な予期不安が和らぎ、本番で実力を発揮することが期待できます。
あがり症で本来の自分を出せない人にとって、これは人生を変えるほどの大きな変化となるでしょう。
人前の発表で緊張するレメディーは他にリコポディウムもあるので間違えないようにしてください。
また、家族の過度な心配はフォスフォラスもあるのでここも間違えないでください。
チェック2:過度な健康不安・予期不安
アージニットの予期不安が健康面への心配として出る場合もあります。
不安の強い人に該当するレメディーですので、それが健康面への心配としてでてしまった場合、深刻な問題を引き起こします。
ちょっと健康診断の結果が悪いと「重篤な病気ではないか?」と心配し、健康不安に見舞われ、さまざまな健康療法をためします。
健康不安といえば、他にアーセニカムもあり、ここは非常に似ているので間違えないようにしてください。
チェック3:衝動性と矛盾する怖いもの見たさ

ここまでアージニットの不安感について書いてきましたが、その不安は矛盾した形でもあわられ、衝動性や怖いもの見たさとして出る場合もあります。
光に反応する物質である硝酸銀のように、不快なことがあると感情的にカッとなったり、悲しくなったりすぐ感情が動きます。
また、何か欲しいとおもうと飛びつ衝動買いをしたり、誰か好きだと思うと同棲の約束をしたり、結婚すると決めたり行動が衝動的です。
この「衝動的」というのはあらゆるところにあらわれます。
また、怖がりなのに「お化け屋敷」や「心霊スポット」「高い場所」などを怖いくせに見たがるというのも際立った特徴です。
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必ずプロのホメオパスに相談してから取るようにしてください。
チェック4:強迫観念・固定観念からの解放アージニット

アージニットの状態にある人は、奇妙で強迫的な固定観念に囚われることがあります。
例えば家に入るときには絶対に左手でドアをつかまなければいけない。横断歩道を渡るときは絶対に白い部分を踏まなければいけないといった非合理的な強迫観念です。
例えば、「自分は今の病気で死ぬ」「特定の時間に何かが起こる」「角を曲がったら倒れて死ぬ気がする」といった、根拠のない予言的な恐怖を口にすることもあります。
アージニットは、このように脳内で肥大化した非論理的な妄想を鎮め、現実的な思考を取り戻す手助けをしてくれます。
こうした「健康不安」や「死への恐怖」はアーセニカムとも共通しますが、アージニットはより衝動的です。

チェック5:飛行機に乗るのが怖い・高所恐怖症・閉所恐怖症が楽に
アージニットは、高所恐怖症の緩和にも役立ちます、閉所恐怖症もあるのですが圧倒的に高所です、飛行機に乗るのがどうしても怖い人はアージニットを必要としているかもです。
彼らの高所恐怖は単に「怖い」だけでなく、「高いところから飛び降りてしまいそうで怖い」という衝動的な感覚を伴うのが特徴です。
精神的なパニックや予期不安は、性格の問題ではなく、エネルギーの乱れです。
ただし、もし「これかな?」と思っても、レメディの自己判断はとても危険です。

【体験談】36歳男性、たった1回のホメオパシーで失恋と自信のなさが劇的改善

これはクラシカルホメオパシーの専門家である世良私のクライアントの体験談です。
36歳男性が頭を使うと激しい頭痛がする、腰痛もある、同時にたくさんのことができず、アトピーでも悩んでいました。
もともとコミュニケーション能力が高く、明るい性格でしたが、一度ネガティブになると挑戦が怖くなリ、極端に失敗を恐れネガティブになりがちでした。
又、当時は過去友達に裏切られた失恋でも心を痛め、恋愛が苦手なことでも悩んでいました。
クリアなアージニットでしたので、レメディーのハイポテンシーをだしたところ、頭痛は劇的改善、アトピーも改善、腰痛も緩和していました。
面白いのは、自身が恋愛で悩んでいたこと自体をすっかり忘れていたこと、いきなりモテはじめてデートの予定でスケジュールはいっぱいになりました。
やがて素敵な女性と結婚し、外国語でスピーチしたり海外と日本を行き来しながら活躍しています。
クリアなアージニットの場合効果は「劇的」です。
硝酸銀やアーセにカム、アコナイトなど毒性を源にもつレメディーはヒットすると劇的に人生を良い方向にうごかしてくれるのです。
私もかつては、様々な不調に悩み、自分に自信が持てない時期がありました。だからこそ、あなたの辛い気持ちがよく分かります。
一人で抱え込まず、まずはその不安を話してみませんか?
【体験談】81歳 甲状腺疾患女性、フォスフォラスかと思ったらアージニットだった
これはクラシカルホメオパシーの専門家である私の師匠と共同で担当したケースです。
暑がりで、明るくて、友達がたくさんいて、怖がりで社交的だけどちょっと心配性、たまに多弁になるけれどとても健康で病気をしたことはほとんどなし。
私は彼女はフォスフォラスかラカシスだと強く信じていました、なぜなら多弁でフォスフォラスの特徴にたくさんあてはまっていたからです。
実際キーノートでもフォスフォラス的な症状もあり、フォスフォラスで改善もしていたのですが、何となくこのレメディーではない気がしホメオパシーをすっかりおやすみしていた後、甲状腺疾患がみつかりました。
最初は甲状腺腫瘍だといわれましたが、ステージの低い甲状腺が/んでした。
彼女のレメディーはアージニット、アルゲントゥム ニトリクムでした。
すっかりわすれていましたが、彼女は極度の高所恐怖症があったのです。
また、スポーツの応援をしているときに興奮して叫ぶという特徴もありました、刺激によって衝動的になって興奮していたのです。
アージニットは腫瘍をとりのぞいてから始めましたが、予後がよく、すぐに体調回復して検査の回数も減り、数値が安定しているので年に1回でよいといわれました。
その後は毎年毎月のように旅行にいって10年近く元気にすごしています。
Q&A.アージニットについてのよくある質問

アージニットを使う上で、よくいただく質問にプロの視点からお答えします。
似たレメディとの違いや、とるタイミングなど、効果を引き出すためのポイントを押さえておきましょう。
自分の弱さを受け入れ、本来の輝きを取り戻そう

この記事では、パニック的な気分や予期不安に役立つレメディ「アージニット」について、その性質や効果を解説してきました。
アージニットが必要な人は、しばしば明るくて性格もよく、優秀なのに繊細で傷つきやすいがゆえに過剰な防衛反応としてチャンスを失いやすい人です。
ですので、一度レメディーがヒットすると劇的に人生が変わることもしばしばです。
もしあなたが、プレッシャーに押しつぶされそうで、本来の自分を見失っているなら、アージニットの力を借りてみてはどうでしょうか?
恐怖という殻を破り、あなたの中に眠る「銀」のような輝きを、再び取り戻せるはずです。
ただし、アージニット(アルゲントゥムニトリクム)があなたに適合するかどうかは、プロでないと見極めることは難しいです。
そのため根本的な問題の解決を目指すなら、専門家であるホメオパスに相談することをおすすめします。
あなたの心と体の声に耳を傾け、最適なレメディを選ぶお手伝いをさせていただきます。

