- 猛毒トリカブトが原料!?毒を癒やしに変えるホメオパシー
- アコナイトは「嵐のような急変」特化型レメディ
- アコナイトの特徴を表す「4つのF」
- 「死ぬかもしれない」恐怖を鎮める驚くべき力とは?
- 高熱に素晴らしい力を発揮するレメディーアコナイト
- アコナイトは急性だけではなく慢性にも
クラシカルホメオパシーの専門家 世良純子です。
この記事では、心身の「嵐」を鎮めるホメオパシーレメディ「アコナイト(Acon.)」の効果について紹介していきます。
家族の急なピンチを救いたい方はぜひ最後まで読んでください。
先に結論をお伝えすると、アコナイトは「急な高熱」や「激しい痛み」「激しい恐怖」に使うことが多いです
アコナイト、アコニトゥム ナペルス(Acon.)レメディの源物質は猛毒トリカブト

アコナイトの原料は、猛毒で知られるトリカブト(Aconitum napellus)です。
「毒なんて怖い!」と思うかもしれませんが、ホメオパシーのレメディーは物質が残らないモル数レベルまで希釈されているため、毒性はありません。
毒を源物質にしたレメディーはほかにもあります、Ars(アーセニカム、アルセニクム アルブム)がそうであるように、「嵐のような急激な不調」に素晴らしい回復力をもたらすレメディーでもあります。
アコナイトは、ホメオパシーの基本キットには必ず入っている、ごく基本的なレメディの一つで、子供の熱などに使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ショックや恐怖、急な発熱といった、突発的な心身の不調に共鳴するレメディーです。
ただし、あくまでもレメディは回復の手助けをするためのものであり、薬ではありませんので深刻な高熱の際は医療期間を頼ってください。
また、深刻な高熱がでているのにホメオパシーでなんとかしようとしないでください、好転反応などコントロールできない場合かえって悪化させる場合もありますので。
猛毒と聞くと怖く感じるかもしれませんが、その成分がほぼ0になるまで希釈浸透したものがレメディなので、安心して使うことができますよ

レメディアコナイトのキーワード:「4つのF」で理解する効果の核心
アコナイトは「4つのF」急速・熱・ショック・恐怖の4つのキーワードで覚えてください。
- Fast(急激・突然のスピード)
- Fever(熱)
- Fright(ショック・驚き)
- Fear(恐怖・パニック)
アコナイト適合の症状は、何の前触れもなく、「急速に・突然」始まります。
急な発熱や、発作やパニックのように、突然「嵐」が来たかのように始まります。
この「突然の激しさ」こそが、アコナイトを選ぶときの決め手です。
ただし、間違ったレメディを選ぶと、逆に悪化してしまうリスクが高いです。
セルフケアで多用されていますが、危険なので迷ったときはプロの力を借りてください。
【身体的効果】あなたはアコナイト?症状別Acon.チェック4選

ここでは、アコナイトが具体的にどのような身体症状に対して役立つのか?代表的な状況を見ていきます。
- 乾燥した冷たい空気にあたった直後の発熱や炎症
- 高熱
- 焼けるような喉の渇き
- 怪我や術後のショック
1つずつ解説します。
乾燥した冷たい空気にあたった直後の発熱や炎症に
エアコンで乾燥した冷たい風に当たった後、急速に体調を崩して激しい高熱を出した場合、アコナイト状態です。
顔が紅潮していたり、乾燥してのどが乾いていればより、アコニトゥム ナペルス状態です。
皮膚が乾燥して熱くなるのが特徴的です。
インフルエンザ・子供の高熱

インフルエンザや子供の突然の激しい熱、手足が熱くなる熱なども該当します。
乾燥した高熱、とくに手足が熱く熱を放っているような高熱にも助けになります。
高熱は、必ずしも冷たい風にあたった後の突然の熱ではなくてもOKです。
とはいえ、案外高熱に使うのは難しくインフルエンザにはコツがあります、詳しくはこちらをご覧くださいインフルエンザにそのレメディ、本当に大丈夫?熱を下げる前に知ってほしい真実とは?。
また、アコナイトといえばみんな子供の高熱に使いますが、子供の熱にレメディーを使うのもよく失敗しやすいです、詳しくはこちらをご覧ください。
アコナイトは子供の高熱に使う人が多いですが、熱は何でも下げればいいわけではなく、濫用すると子供の身体を弱くしてゆくので気をつけてください。
焼けるような喉の渇き

アコナイトが必要なときは、激しい喉の渇きがあり、冷たい水を大量に欲しがります。
体内で燃え盛るような熱があるため、冷やしたいという欲求が生じます。
この「冷たい水をゴクゴク飲みたい」=乾燥 という欲求は、重要なサインです。
Ars(アーセニカム・アルセニクム アルブム)も熱に適合し、同様に喉が渇くので鑑別してください。
怪我や事故・術後のショック・激しい痛みに
怪我や事故、術後の直後で、ショック状態にあり、動揺しているときにも役立ちます。
身体的な痛みよりも、「驚き」や「恐怖」が勝っている状態です。
例えば、指を挟んでパニックになり、泣き叫んでいる子供などです
また、気が狂いそうな、我慢できない痛みにアコナイトはよく使われます。
しかし、手術をしたら必ず使う必要はないので間違えないように気をつけてください。
なお、身体の打撲そのものにはアルニカ(Arn.)も選択肢になります。
【精神面の特徴】レメディアコナイトのレメディー像3選

アコナイトは、身体だけでなく、心の突然の激しい恐怖に支配された心にも安らぎをもたらします。
パニックや極度の不安に襲われた際、心の救急車として働きます。
- 強烈な死の恐怖が和らぐ
- 閉所や人混みでのパニック
- 極端な落ち着きのなさ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
チェック1:強烈な死の恐怖が和らぐ
「死ぬかもしれない」という圧倒的な恐怖感を鎮めてくれます。
心臓発作や地震の最中など、命の危険を感じる場面での精神的ケアに適しています。
突然の事故やショック時は、身体もですが心の状態が悪化することによって、必要以上に体調にも影響が出ますが、そんな時にアコニトゥム ナペルスは寄り添います。
漠然とした不安ではなく、死期を予言するような切迫した恐怖も特徴です。
アコナイトは、このパニック状態の脳にブレーキをかけ、冷静さを取り戻させます。
チェック2:閉所や人混みでのパニック

エレベーターや満員電車など、逃げ場のない場所でのパニックにも対応します。
突然の動悸、息苦しさ、冷や汗といった症状です。
過去の恐怖体験(トラウマ)がフラッシュバックして起きるパニックにも有効です。
不安が強い人は、外出先でお守り代わりに持っているだけでも、安心感が違います。
ココまで書いているのを見ると「パニックの病」にアコナイトが該当しそうに見えますが、それはそうでもなくて、慢性のパニックの悩みにはまた別のレメディーになります。
チェック3:極端な落ち着きのなさ
精神的な焦燥感から、じっとしていられず、あちこち動き回る状態が落ち着きます。
不安でたまらず、うろうろしたり、手足をもぞもぞさせたりします。
精神的なパニックや不安は根深いトラウマが原因で繰り返すこともよくあります。
「自分一人ではどうにもならない」と感じているなら、それは専門家の助けが必要なサインかもしれません。
4回の手術経験で西洋医学の限界を痛感。
虐待のトラウマとアトピーを克服した私がたどり着いた方法”ホメオパシー”
【体験談】なにをやってもダメだった流行病の高熱に

これはクラシカルホメオパシーの専門家世良純子、私の担当クライアントでいくつもみた事例です。
一時期日本中で流行ったパンデミックによくマッチするレメディーの話をしました、フォスやアルセニクム アルブムです。
38.5度を超える高熱、それどころか熱は39度40度に、医療機関にかかりたくて連絡しているけれど、待たされてどうにもならない。
そんなときに慢性レメディーをつかってダメで、流行病レメディーを使ってダメな場合。
アコナイトで熱がサーッとひいたことは何度となくありました。
【体験談】下がらない熱、どんどん熱が上がり不安に
これもクラシカルホメオパシーの専門家世良のケース例です。
ホメオパシーのケア中に高熱が出ることはよくあります、その場合はあらかじめ「このレメディーとってください」と指示してあります。
しかし、指定のレメディーをとっても熱が下がらず、別のレメディーをとっても熱が下がらない場合、最後にアコナイトが効くことはとても多いです。
手足が熱く、顔も熱い、熱が解き放たれているような状態、なかなか下がらない熱に適応することが多いです。
そんなときでもアコナイトの力を借りると、嘘のようにスーッと熱が下がり身体も気分も落ち着くことが多いです。
毒を源物質にしているレメディーの効果はとても強いのです。
Q&A.アコナイトに関するよくある質問

アコナイトは即効性がありますが、使い方を間違えると効果を感じられないことがあります。
ここでは、よくある疑問と、プロとして知っておいてほしい注意点を解説します。
心の静けさを取り戻すために
アコナイトは、私たちの心と身体に吹き荒れる、突然の強烈な嵐を鎮めるための強力なサポーターです。
風邪のひき始めの悪寒、下がらない高熱、予期せぬショック、そして死を意識するほどの恐怖。
そんな緊急事態に、アコナイトは本来の平穏を取り戻す手助けをしてくれます。
もし、あなたが深い悩みや慢心的な不調を抱えているなら、一度プロのホメオパスにご相談ください。
4回の手術経験で西洋医学の限界を痛感。
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